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575 : ◆4OkSzTyQhY:2009/01/02(金) 18 44 41 「なんじゃこら」 油染みだらけの新聞紙を摘み上げながら、ベンチに座っていた男が呟く。 彼は平凡かつ堅実に生きるただの男であるので、今回の件に直接的にはかかわらない。 仮に彼の名をAとしておこう。 Aがいるのは公園である。昼時なので、周囲の会社に勤めている者や子連れの家族がそこかしこで弁当などを広げていた。 その例に漏れず、Aも昼食を取るためにこの公園に足を運んだ口である。 もっとも、すでに彼は食べ終えていた。 故に手持ち無沙汰であり、だからこそその詰まらない紙切れに表記された文字を読む気になったのだ。 彼が眺めているのは、適当な屋台で買ったこの国の名物料理である魚とジャガイモの揚げ物の包み紙として使われていた新聞である。 古新聞、というほど日付は古くない。割とここ最近のものだ。 Aは染みだらけで読みにくいそれを何とか解読しようとしていた。 見出しだけ黒地に白抜き文字だったので、油染みが余計に読みにくくさせているのだ。 それでも、さほど時間を掛けずにAはその見出しを読み上げた。 「『現代の神隠し! 山村で頻発する蒸発事件』――これ書いた記者は馬鹿だな」 さほど魅力的な記事ではなかった。欠伸と共に、だが酷い断定を下す。 神隠しと蒸発では意味が違うだろう。強制されたものなのか、それとも自発的に消えたのか。 あるいは、それで記事の続きを読ませようというのか。もしそうならばこの記者なりに考えた記事なのだろう。 「故に、俺はこうするわけだ」 Aはぼそりと呟くと、そのまま新聞を背後に向かってポイ捨てした。 他人の敷いたレールを行くなんざまっぴらごめんだ。ていうか他人の努力を無為にするのはゾクゾクするし。 さて、とAはベンチから立ち上がった。昼休みもそろそろ終わるし、そろそろ仕事に戻らないと―― 「待てや、兄ちゃん」 突然の、非友好的な声。 Aは顔を引きつらせながら後ろを向いた。 そこには、何故か油まみれの新聞紙を頭に載せた大柄男が一人。声音とは対象的な笑みを浮かべている。 彼もこの件には直接かかわらない。だから名前はそう、仮に――アウトローその一とでもしておこうか。 「――なあ、誠意、あるいは痛覚って言葉知っとるか?」 「あははは、えーと」 かくして、この幕間は終了である。 Aはポイ捨てにしては少しばかり大きなペナルティを負い、新聞紙はどこかへ捨てられるだろう。 だがそれに記された事柄はそうはいかない。その事実は生憎と、風にまぎれて消えるほど薄いものでもなかった。 その事件は小さなものだとも言えたし、未曾有の大災害だったとも言える。 舞台はヨーロッパ。とある片田舎の山村。 ハイレオットと呼ばれるその辺境の村は、最寄の町から車でも数時間はかかるような社会から隔絶された場所である。 特産品があるわけでもなく、観光の名所というわけでもない――つまりほぼ自給自足が成り立つほど小さな村だということだ。 そんな村で、奇妙な事件が頻発していた。 立て続けに起こる村人の失踪。数ヶ月前から発生し、すでに被害者の数は総人口の八割を超えていた。 だが、それなのに村はいまだ村としての機能を保っている。何故か。 その理由は簡単だった。失踪した村人が例外なく全員帰ってきているからである。 ただし失踪している間の記憶を被害者全員が失っており、事件解決の目処は立っていない。 傷を負った、財布を取られたなどと申請する者もなく、結果としてただ意味のわからない怪奇現象として捉えられていた。 ――そう。怪奇現象。 それは本来ならば在り得ざる事象のことをいう。 そして、そんな在り得てはならない現象を追う者たちがこの世界には存在していた。 『あなた』はそんな事件が起きているこの村に、外から訪れた人物である。 『あなた』の名前は―― 【選択肢】視点となる主人公を選んでください。 ルーキーのお仕事:シエル まだ左腕は健在:バゼット・フラガ・マクレミッツ 月命交差
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舞台 カインガラ 導入 PC達はカインガラにいる冒険者の一団です。(個人的にはマギティックが一人いるとありがたい、その場合はそのPCの教授が人募って冒険者の店行って来いという。) 冒険者たちがグダグダしているところに、冒険者の店(さまよう白蛇亭)の主人(人間男 53歳)が依頼を持ち込んでくる。 「お前さん達、新しい遺跡が見つかったんだ。調べてみる気はないか?」 ちなみに、依頼自体はカインガラの魔道機学部からの物である。 遺跡の入り口自体は、浅層にあり少しでも多くの情報を持ち帰ってほしいとのこと。(メタ的に言えば、1階でとある施設を発見できれば成功) ダンジョン まず通路は横に二人並ぶので精いっぱいな幅である。 そして部屋AからDにはレンガート2体ずついる。内1体はその時点では全く動く気配なし(攻撃されればさすがに動く)。 ちなみに部屋からは出ようとしない。 Eの部屋の前には赤外線式警報器。この罠が作動するとレンガートが4体やってくる。罠感知の目標値は6。割とバレバレ ちなみに気が付いたならまたいで越せるので解除の必要はない。 中を探索すると壊れた武器類と3点の魔晶石1D6個と唯一無事なロングバレルが手に入る。 さらに探索すると、達成値10以上で壁に書かれた封印の先に行きたければまずいずれかの部屋のレンガートを倒せ、と書いてある。 ちなみに、どの部屋のレンガートを倒せばどこが空くかはマップ参照。 Fの部屋にはオブシディアンドック*2がいる。ちなみに部屋に入った時点で動き出すので不意打ち判定は無い。かけらは2個入り Gの部屋には壊れたルーンフォーク製造ジェネレータとプリザーベイションの効果がある魔道機械がある。 そして、二人の見た目年齢10歳ぐらいの青髪の女性ルーンフォークが住んでいる。ちなみに生後半年。 双子のルンフォは「あなた達が私たちの御主人様ですか?」と聞いてくる。 ちなみに主人を求めているような感じで、知識だけは多少あるといった感じな模様。 さらに話を聞くと、守護者が暴走して途方に暮れていたところたまたま同類がやって来て相打ちになった模様。 ちなみにそのルーンフォークは魔道機械の中で眠ってます。 入るためにはFの部屋クリアか達成値20の探索判定に成功する必要がある。 この部屋を発見したら、シナリオクリア。 報酬は1000ガメル+ルンフォを蘇生するなら500ガメル追加,前金200
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第1話 探偵の朝 ある日、探偵事務所で所長であるボスが机に突っ伏して倒れているのが発見される。 デスクの上には拳銃、競馬新聞、宿酔薬などが乱雑に置いてあった…。 この事件を探偵事務所スタッフである、秘書擬人のジニーと検索(ウィルス?)ソフトである賢作の両者が解決していく…。 登場人物 ボスジニー賢作
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「それでも俺たちは歩く」 1話 魂の在り処 合言葉は『魂の在り処』。 その言葉を口にしたら、私の世界が変わった。 世界の秘密。 それは【】。 現代ファンタジー創作小説、少年少女、時々『人外』!? ほのぼのからホラーまで幅広い小説です。 目次 ◆2010年06月21日 ◆2010年06月23日 (ⅰ) ◆2010年06月23日 (ⅱ) ◆2010年06月23日 (ⅲ) ◆2010年06月23日 (ⅳ) 更新→◆2010年06月23日 (ⅴ)
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166 名前:悪徳の館[sage] 投稿日:2011/04/18(月) 03 49 54.03 ID oecT5ikD 「おはようございます、ミナ様」 「ごきげんよう、ミナ様」 「ごきげんいいかがですか、ミナ様」 「ミナ様」 「ミナ様」 送迎のリムジンから人影が降りるや、校庭を埋め尽くす通学中の少女たちが、一斉に振り返る。 自分に憧れる同級生や、下級生たちの熱い眼差しの中を、水無月千早は悠然と歩を進める。 それらの憧憬の瞳に、最小限の所作で最大限の効果を伴う笑顔を返しながら、である。 品行方性。 眉目秀麗。 容姿端麗。 頭脳明晰。 才色兼備。 文武両道。 スポーツ万能。 この学園に於いて、彼女を賛美する言葉は枚挙に暇が無い。 まさしく、学園のアイドルにして、カリスマ、マドンナにして、シンボル。 その家門は、鎌倉時代から続く信濃源氏嫡流の家柄であり、旧幕時代は二万石の大名。そして現在では、多国籍企業・信州グループの総本家にして、筆頭株主。 この名門お嬢様学校である、私立フローレンス学院理事長の孫娘にして、生徒自治会会長。学内定期テスト不動の首席にして、インターハイ女子テニス個人戦二連覇。 そして、天保以来の古流剣術・東雲流の目録の腕前。 まさに文字通り、当校創設以来のミラクルガールであり、彼女のファンクラブには、同級生どころか、上級生すら多数の会員がいるという。 いまもまた、10人以上の取り巻きに、穏やかな笑みを返しながら校庭を闊歩する彼女は、まるで現実の女子高生には見えない神々しさに、満ち溢れていた。 167 名前:悪徳の館[sage] 投稿日:2011/04/18(月) 03 52 24.80 ID oecT5ikD その後方10メートルの地点を、古神秀彦とその双子の妹・姫子が歩く。 双子と言っても、性別の違う二卵性双生児なので、さほど顔は似ていない。 背まで伸びた亜麻色の髪を、赤いリボンでまとめた美少女と、その妹と同じ血を引いているとは思えぬほどに貧乏臭い相貌を持つ兄。 そして兄は、先程から妹に何か言いたいらしく、妙にそわそわしていた。 「――なあ、姫子」 「ん、どしたの兄さん?」 「おまえ、今週の『ぴあ』読んだか?」 「『ぴあ』?」 「今度の日曜、日比谷で“ポイズン”のライブがあるんだ」 「え? 日比谷って、東京の?」 「そりゃそうさ。長野に日比谷はないからな」 「観に行きたいの?」 「ダメ、かな……?」 「ダメかなって、……そんなことアタシに訊いたって仕方ないじゃない?」 「訊いたって仕方ないじゃない、って――とことんサディストだな、お前は」 「あ、やっぱそう思う?」 168 名前:悪徳の館[sage] 投稿日:2011/04/18(月) 03 56 39.95 ID oecT5ikD 彼ら古神家の一族は、先祖代々、数百年にわたって水無月家に仕えて来た家老の一族であり、その永年にわたって結ばれ続けた姻戚関係は、ほとんど分家筋と呼んでもいいほどに強固なものであった。 だが天保年間に、当時の古神家当主・古神左京が東雲流という刀術を工夫し、以来剣術指南役に就いたことから、彼ら古神一族の役回りも、藩内政治の表舞台から、藩主家の警護役などの舞台裏に、徐々にシフトチェンジしていくことになる。 そして、平成の現代においても、家老どころか、運転手兼ボディガード兼秘書といった、やはりスポットライトのあたらない役割を担いつづけている。 都内一等地に広大な敷地を持つ水無月本家の一角に居を構え、本家当主護衛の任に就く彼ら古神兄妹の父も、例外ではなかった。 しかし、現在この二人は長野県の水無月家の別邸に、兄妹で一室を与えられていた。 このフローレンス学院に登校する千早の“御学友”という名目で、彼ら兄妹は東京から呼び寄せられたためである。 「“ポイズン”かぁ……。随分聞いてないなぁ。まだ活動してたんだねえ」 「おいおい、一時期あんなにハマってたじゃないか」 「一時期って言っても、もう昔の話よ。まだアタシらが東京にいた頃の話じゃない」 “ポイズン”とは、もう三年も前に、この兄妹の間だけで流行っていたロックバンドで、『こいつらはいつか必ずメジャーになる』という秀彦の予想によって、CDの類いなども全て、彼の少ない小遣いから購入されていた。 だが、あにはからんや、彼の予想に反し、そのバンドは、みるみるうちに消えていったのである。 169 名前:悪徳の館[sage] 投稿日:2011/04/18(月) 03 58 29.08 ID oecT5ikD 「でも、意外ね」 「ああ、多分一度解散して再結成したんじゃないかな」 「違うよ。アタシが意外だって言ったのは、彼らがまだ活動してたってことじゃなくて――いや、それも意外だけどさ――未だに“ポイズン”なんか聞きたがる兄さんの趣味よ」 「……悪かったな」 「もっと、クラシックとか無難なの聞いてた方がいいんじゃないの? 最近になってようやく目立たなくなって来たんだからさ」 「……………」 そう、彼はある意味、前方を歩く千早以上に――いや、この校舎にいる誰よりも目立つ存在だった。 何故なら、この私立フローレンス学院は、いま現在の名目上は『共学校』であるとは言え、本来はバリバリのお嬢様学校――女子高だったのだ。 そして彼、古神秀彦は、この学校に籍を置く現在唯一の男子生徒であった。 「――頼むよ! 協力してくれよ姫子。どうしても行きたいんだよ。アリバイ工作に一役買ってくれよ」 「え~~、またぁ?」 「週末は、また例のメイド軍団の相手をしなきゃならねえんだ。ふらっといなくなるわけにはいかねえんだよ」 「でもさあ、それって、結果的にはアタシがメイドさんたちに恨まれるってことでしょう? そんなのワリに合わないわよ」 「そこをホラ、なっ? お前ならあいつらを言いくるめられるだろ?」 「え~~~~、どっしよっかな~~~~」 「何でもするから、この通り! なっ!?」 170 名前:悪徳の館[sage] 投稿日:2011/04/18(月) 03 59 54.37 ID oecT5ikD 秀彦がそう言って頭を下げた瞬間、姫子の目がニヤリと笑った。 「いいのぉ? またそんな約束を気安くしちゃって~」 そう言って、何かを見透かすような目で兄を見つめる妹。 「また、身体で払ってもらうことになる、かなぁ~?」 一方、兄は、そんな妹の、意味ありげな眼差しを避けるように、顔をそらす。 「――仕方ねえだろ?」 「嘘ばっかりぃ」 そう笑いながら、姫子は兄の尻を撫でる。 「ひっ!?」 「兄さんの――へ、ん、た、い」 「~~~~~!!」 ここは校庭だ。 しかも今は予鈴直前、通学時間としては最も人が多い時刻だ。 そして、秀彦はこのお嬢様学校において、ただでさえ珍しい(というより唯一の)現役の男子生徒である。 つまり、だれが、どこで、彼を見ているか知れたものではない。 171 名前:悪徳の館[sage] 投稿日:2011/04/18(月) 04 02 08.69 ID oecT5ikD 「っっっ!!」 姫子の囁きに、うなじまで真っ赤にしながら、秀彦は妹の手を払いのけた。 「報酬の支払いは、段取りがキチンと済んでからだ。いいな?」 「ふふっ、そういうことなら任せといて。あさってには話をつけておいて上げる。でもその前に……」 姫子は兄の腕にしがみつくと、耳元で囁いた。 「“手付”が欲しいなぁ……」 「……今晩、例のところで待ってろ」 「えへへ~~、まいどありぃ」 溢れんばかりの笑顔で、彼女は兄に敬礼をかまし、そのまま校舎に走り去って行った。 「ミナ様ぁ~~、おはようございますぅぅぅ~~」 走りながら追い抜いたお嬢様、水無月千早にそう声をかけながら。 「でね、そのときアイツは、私に向かってこう言ったの。『そんな程度の予算案では、何も活動できません。会長はわたしたちに解散しろっておっしゃるんですか』って。私、よっぽど言ってやろうかと思ったわよ、『だったら今すぐ解散しなさいな』ってね」 「で、千早ちゃんは言ったの? その科学部の部長さんに、その一言を」 「言えるわけないでしょう。言ってたら今頃、こんな風にのんきに弁当なんかつついていられないわ」 「そりゃ、まあ、相手は一応、最上級生だからねえ。いろいろやりにくいこともあると思うけど」 今は昼休み。 ここは生徒会室。 そこに集まって弁当を食べているのは、水無月千早と古神家の双子ふたり。 その話題は、昨日の放課後、この生徒会室で行われた、今年度下半期の各部活との予算会議の話である。 年に二回の予算会議が紛糾するのはいつもの事だが、昨日はそれが更に酷かったらしい。 千早は、腹にたまりまくったストレスを、これでもかと言わんばかりにぶちまける。 172 名前:悪徳の館[sage] 投稿日:2011/04/18(月) 04 03 14.33 ID oecT5ikD [8/11] 本来、この学園に於ける千早のキャラは、それほど能弁でおしゃまなものと認知されていない。 学園のカリスマは、あくまでもクールで物静かで、いつも笑顔を絶やさない。 彼女の取り巻きにも、それ以外の不特定多数の“ミナ様原理主義者”も、それが千早の真実だと信じて疑わない。――というより、疑いたくないようだが、当然、千早にも年齢相応の騒がしさや、子供っぽさがある。 もっとも、この学園生活でそれを発散できるのは、昼休みの、この3人だけでのランチタイムだけなのであるが。 「でも、あれだろ? 予算を削る以上に、その部長さんにはしっかり恥かいてもらったんだろ?」 「当たり前でしょ。後でしっかり言い負かしてやったわ。個人的に二人だけで、だけど」 「怖いね全く、この生徒会長さんは」 弁当を掻きこみながら秀彦が笑う。 「しかし、公衆の面前でやらなかっただけ、まだマシだ。で、予算はいかほど削ったの?」 「削らないわ。無能な人員から予算を削ったら、ますます何も出来なくなるでしょう? だから尻を叩くだけ叩いて恩を着せてやったわ」 「――さすがだな」 「当然の結論よ」 そう言いながらも、千早は秀彦に評価されたことが嬉しいのか、頬を染めて彼から目を逸らす。 千早本人は隠しているつもりなのだろうが、姫子の目から見ても、そのあからさまな態度は奇妙なほどだ。 元来、自分の弱音など、そのアルカイックスマイルに包んで、全く他人に見せようともしない千早が、この兄にかかれば、子供のように素直になる。 173 名前:悪徳の館[sage] 投稿日:2011/04/18(月) 04 04 22.84 ID oecT5ikD [9/11] (ああ、千早ちゃんって……ホント、兄さんのことが好きなんだなぁ) 姫子は、ずきりという痛みと共に、暗い優越感が胸に走るのを感じた。 (でも、千早ちゃんは知らないんだよね……。そんな兄さんが、千早ちゃんにすら見せない顔を持っているってこと……) 「そうだ、千早ちゃん」 目を輝かせて秀彦と会話を弾ませる千早の流れをぶった切るように、姫子は話に割って入る。 「今度の週末、ちょっと頼まれてくれないかな」 秀彦が、目で『おい、一体お前何を言い出す気だ』と訴えてきたが、姫子は気にもしなかった。 「今度の日曜、兄さんったら日比谷にライブを観に行きたいらしいんだけど、ちょっと、アリバイ工作を手伝って欲しいの」 「二人で……行くの?」 千早は、目をしばしばさせて聞いていたが、姫子は笑った。 「兄さんがって――言ったじゃない。いちいち兄さんなんかにくっついて東京に行くほど、アタシはヒマじゃないわ」 「ああ……そう、そうなの、そうよね? 古神の息子が勝手にそんなことしてるって、本家にバレたらえらいことになるからね」 千早は、やや安心したような表情を作ると、優しい瞳を秀彦に向けた。 「いいわよ。久しぶりにじっくり羽を伸ばしてらっしゃいな。何かあったら、責任は私がとってあげる」 174 名前:悪徳の館[sage] 投稿日:2011/04/18(月) 04 05 32.85 ID oecT5ikD 千早のその返答には、むしろ秀彦がうろたえた。 「おいおい、何かあったらって、何も起こらないよ。東京行ってライブ見て帰ってくるだけさ。責任もクソも関係ないって」 「だから、万が一よ。万が一本家にバレたら、私が許可を出したって言ってくれればそれで済むし――」 「おいおい何言ってるんだよ千早。それならそれで『そんな許可を要するようなお願いを千早お嬢様にしたのか』って言われるだけさ。黙って脱け出してきましたって言うより、そっちの方が怒られるよ。結果としてお前を共犯にしちゃってる分だけさ」 「……それは、そうかもね」 秀彦は、実情はどうあれ、千早の警護役という任を負って、この地にいる。つまり、彼が、護衛されるべきお嬢様に許可を取って遊びに行ったなどということが露見すれば、彼は父親に日本刀で叩き斬られかねない。 「だから、むしろ本家の親父たちがどうっていうより、屋敷のメイドさんたちに隠したいんだ。東京に行く情報の半数は、あの連中のおしゃべりがもとだって言うからな」 「うん、わかった、いいよ。私に出来ることなら何でも協力する」 嬉しそうに千早が自分の胸をドンと叩く。秀彦の役に立てるのが余程嬉しいのだろう。 しかし、秀彦がメイドさんたちを警戒する本当の理由を千早が知ったら、一体どういう顔をするだろうか。 姫子は、いつかそうしてやりたいと思う欲望が、胸の奥でもぞり、と動くのを覚えた。 目次 次へ
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阻むもの全てを閃光で撃ち貫いた。 砲撃魔法―――ディバインバスターを以って瓦礫を軒並み吹き飛ばす。 もうもうと立ち込める噴煙には逡巡の一欠片も見ることなく、その中に身を躍らせた。 最高速度。瞬きひとつほどの時間も無く視界は晴れて、望んだひとを視界に捉えた。 崩壊寸前の大地。そこらじゅうで地割れが起こり、黒い深淵が覗いている。 そしてその一角で独りくずおれる、黒衣の少女。 表情は窺えないが、それでも呆然と眼下を見下ろしていることはなんとなく分かった。 状況は推し測るまでも無い。苦いものが心中に湧き上がるのを覚えながらも、それを抑えこむように努める。 時間が無いのだ。 「フェイトちゃん!!」 呼びかける。 「飛んで!こっちに!」 手を伸ばす。 見上げ返してきた表情は触れれば壊れそうなくらいに儚げだった。だが――それも束の間。 もう一度だけ下を見て、また見上げられた顔には確かにひとつの意思を浮かべて。 手が伸びる。 片や素手の、片や黒い手袋に包まれた二つのてのひらがゆっくりとその距離を詰めて。 ―――刹那、世界が歪んだ。 最後に目にしたのは、明るい闇。 暗転した視界と、自分を取り囲む黄金の円環。 そして、手を取り合い彼方へ去っていく自分達の姿。 それが示す意味など塵一つほどにも理解出来ぬまま、勢いを増す環の輝きに呑まれて。 高町なのはは、意識を失った。 Magical Girl Lyrical Nanoha Cross The Legend of Heroes “Sora No Kiseki” 意識を失ったのが不意の事態であったなら、それが取り戻されるのもまた唐突なものなのか。 倒れ伏していた身体を起こし、霞の掛かったような頭で周囲を見渡して、 とりあえず分かったのは自分が居るのが見たことのない場所だということだった。 屋内、ではある。かなり天井が高いのか、上を見上げても目に映るのは真っ黒な闇だけ。 床と左右の壁は青を基調にしていて、いくつか設置された照明と、模様のように走る光が辺りを薄く照らしている。 調度品の類は……皆無。 『時の庭園』。意識を失う直前まで居たあの場所でないことは明白だった。 次元震の只中で崩壊の一途を辿っていたあの場所とはあまりに違いすぎる。 風景の共通点などカケラも有りはしないし、あまりに整然としている ――長く人の手が入っていないのか、床には薄く埃さえ積もっているではないか――からだ。 (床に…埃?) ふとその単語が意識に留まる。自分はその床に倒れてたのではなかったか?しかもうつ伏せで。 その状況が意味するところに思い至り、視線を周囲から自分、顔よりも下に移して、そのあまりに予想通りの状況に……。 (わわっ!?) 絶句。 着衣の前面が存分に埃まみれになっていた。慌てて掌ではたき落とそうとして、それもふと止まる。 着慣れ見慣れた白い服。丸二年とさらに一ヶ月あまりの付き合いでいまさら見紛う訳もない、私立聖祥附属の制服である。 意識の途切れる前まで身に纏っていた筈の、バリアジャケットではなく。そして―――。 「…レイジングハート?」 呼び掛けは無為に、闇に溶ける。改めてあたりを見渡しても、求めたものは目に映らず。 バリアジャケットと同じくして手にしていたはずの愛杖の姿もまた、ありはしなかった。 最早完全に、全てが理解の外であった。『右も左も分からない』というのはこういうのをいうのだろう。 不可解な事が起きて、気づいてみれば何処とも知れない場所。おまけに一人身一つである。 知る人もいなければ知らない人さえいない。取るべき行動の指針はおろか、その起点になる自分の状況さえ分からない。 身を震わせる。 分からないことに。その恐ろしさに。独りであることに。その寂しさに。 熱いような寒いような判じ難い、しかし間違いなく嫌な感覚が体の奥底からこみあげてくる。 喉元から、或いは瞼のうちから溢れ出そうとするそれを、必至になって押さえ込んだ。 泣いてはいけないと、こんなところで泣いたらきっと何もかも諦めてしまうと、そう思ったから。 固く目を閉じて、口を閉ざして、それでも少しだけ涙が、嗚咽が漏れた。 押さえつけた心の中は瞬く間に嵐の海のように荒れて、決壊寸前なのが目に見えるよう。抑えきることなど到底叶わな―――。 オオオオオオオオオォォオォォォオォォオォン!!!!! ――いと思われたそれを虚空の彼方へすっ飛ばしたのは咆哮にも似た何かの響きだった。 完全に不意打ちでやってきたそれに、身体が凍りつく。続くものは沈黙。 数瞬の間を置いて、かちかちに凝り固まった体から力を抜いた。そろりと音のしたほうを伺う。通路になった先。 明るい場所、尚且つ開けた場所でもあるらしく、四角く切り取られた光が見える。 さらにいくばくかの逡巡を重ねて、そちらへ向かうことに決めた。音がしたのだからきっと誰かがいるはずだ。 ひどく剣呑な気配のする轟音だったのが躊躇いを誘うが、そこは目を瞑る。何せ、今は動かなければ始まらない状況なのだ。 すぐ近くというほどではないが、けっして遠い距離ではない。恐る恐るの足でも一分と掛からない距離。 近づくにつれてまた音が聞こえてきた。具体的な聞き覚えはないがなんとなくは分かるような音。機械類の駆動音、だろうか。 発生源は――今の位置からでは死角。好奇にも似た感情が生まれて歩みが少し早足になる。ほどなくして視界が開けて。 息を、飲んだ。 それは異形。機械の獣。 人の何倍にも及ぶ体躯を満遍なく白い鋼が覆う。 蜥蜴か竜を模したようなフォルムは曲線が多用されており、その様は流麗とさえ言えるだろう。 無論、だからといってこれが何のために造り出されたものなのか、見誤る者などいないだろう。 踏みしめる脚は二対四本。さらに人馬の如く上半身にも赤と青、鍵爪のような二本の腕を併せ持つ。 その狂爪の、美しくも禍禍しい輝きを前に疑う余地などありはしない。 これは破壊するモノ。 敵となる全てを焼き払い、打ち砕き、それによって遣わしたものの守護を成す。故に、 『《環の守護者》トロイメライ』 それが、この異形に冠された名であった。 目次へ 次へ
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ーリベリオン西海岸近海ー チーター「艦長、この船基地まで持つじゃん…?」 ミノムシ「さあ…、もし飛べなくなったら着水して海を行けばいい。今は空を飛んで少しでも距離を稼ぐ」 アタシ「怪我人も一杯いるから少しでもリベリオンに近づかないとねん」 シャーリー「本当にとことんやられちまったな~…」 ルッキーニ「うじゅ~…怖かったよ~シャーリー」 空を行く一隻の空中空母、以前は広大な大空を自由に翔ける艦だったであろうが今は誰がどう見ても飛ぶのがやっと、飛んでいるのが不思議なくらいの損傷を受けていた アタシ「ミノちゃん、まずいわよ?エンジンの出力が更に低下してるわん」 ミノムシ「まずいな、このままだとリベリオンまで持たないな」 シャーリー「基地には救援を要請してるからもうすぐ到着するはずだけどまだかよー」 アタシ「救援を出したのが3時間前、基地が動くのも遅いだろうしこっちの速度も遅いからまだしばらくはかかるんじゃないかしらん…」 チーター「待つしかないのかよ…」 ミノムシ「慌てても無駄だ…、今は少しでもリベリオンに近付く事だけを考えろ」 これより3時間後、リベリオン空中艦隊と合流、怪我人の収容、空母の応急処置が完了 更に2時間後、リベリオン西海岸に位置するカリフォルニア基地へと到着した ーカリフォルニアー 「ネウロイの調査にいった空母が随分こっぴどくやられて戻って来たみたいだな」 「あれってミノムシ艦長が乗ってる奴だろ?最高位ウィッチの一人が一緒にいてこの有様か」 「ここまで酷い損傷だと廃艦になっちまうな」 「逆に考えるんだ。あの人がいたから無事に戻ってこれたのかもしれないぜ」 「ネウロイってどんだけ強いんだよ…」 「本当に戦争が始まるのかな」 「もしネウロイが本当に強いなら勝ち目なんてあるのか?」 「噂だと欧州の多くがもうネウロイの支配下らしいぜ?」 「アフリカもヤバイらしい」 ネウロイの脅威は違う方面からもじわりじわりと人類へと侵攻を始めていた… ミノムシ「これが今回手に入れたネウロイのデータと報告書です」 元帥「お疲れ様だったね、無事に戻ってこれてなによりだ」 ミノムシ「姉達が俺達を逃がすために犠牲になりました……」 元帥「惜しい二人を亡くしてしまったか…それにしても君が居てここまでこっぴどくやられるとは今回のネウロイは随分強力に進化したらしいな」 ミノムシ「単体での強さ自体はそこまで強いとは思えませんでした。以前のデータと違い数と戦略が全く……」 元帥「ふぅむ、今回のネウロイとの戦争はちょっと面倒な事になりそうだ。それとミノムシ君、君に辞令だ」 ミノムシ「辞令ですか……?」 元帥「この度人類はネウロイに対抗する為に一つになることが決まってね、君にはウィッチを集めた部隊の指揮をとって貰いたい」 ミノムシ「俺がですか?」 元帥「君なら問題児が居ても大人しくさせられるだろう?」 ミノムシ「元帥、少し考えさせて貰います。俺はネウロイともう戦えないかもしれない……」 元帥「そうかね。それもそうか……しばらく保留にしておこう、しかしいい返事を期待しているよ」 ミノムシ「期待はしないほうがいいですよ」 元帥「彼ならきっと大丈夫だろう……問題は進化したネウロイか」 ー基地内ー チーター「艦長が戻ってきたじゃん!」 アタシ「おかえりミノちゃん、元帥はなんていってたの?」 ミノムシ「人類が一つになってネウロイと戦う事がきまったみたいだ」 アタシ「あらん、ようやく人類同士でいがみ合うのをやめるのね?」 チーター「いいことじゃん!」 ミノムシ「そうでもないと思う。裏では各国がネウロイとの戦争のあと覇権を握ろうと動いてるはずだ。リベリオンも例外じゃない」 チーター「聞きたくもない話じゃん……」 アタシ「そうとなるとアタシ達も仮に連合軍とする軍に編入されるのかしらん」 シャーリー「今まで一緒に戦ってきたみんなとはお別れかもしれないのか~」 ルッキーニ「シャーリーと離れ離れになりたくな~い~」 チーター「寂しくなるじゃん……」 ミノムシ「お前達大丈夫だ、ウィッチ達は特殊な部隊に集められる予定だ」 アタシ「ああん!アタシだけ仲間はずれなのねん……」 ミノムシ「大丈夫、博士も部隊に編入されるように言っておいたからきっと近いうちに辞令がくるよ」 アタシ「ミノちゃんありがとう、愛してるわん」 チーター「これでみんな一緒にまた戦えるじゃん!」 ミノムシ「俺以外はな……」 アタシ「あらん?ミノちゃんならその部隊の司令になってもおかしくないのにどうしてなの?」 シャーリー「現場から司令部への栄転じゃないのか~」 チーター「艦長おめでとうじゃん!」 アタシ「これから会えなくなるのは寂しくなるわね……」 ミノムシ「栄転じゃないよ。軍を辞めようと思っているんだ」 シャーリー「マジかよ!?」 アタシ「お姉さんの事ね……?」 チーター「俺たちを助けてくれたせいで……」 ルッキーニ「うじゅ~……」
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時は2050年5月、場所は東京都立鶴丘中学校2年F組の教室 ガラガラ 先生「はーい着席・・・神崎は遅刻か?」 ガタッ ?「すいません・・・ハァ・・・セーフ?」 先生「ギリギリな、席つけ」 俺は神崎進也(かんざきしんや)、中学2年生 この学校は日本中の危険生徒を格安で集める教室がある、それがこのF組 俺は勉強、スポーツなど全てが出来なくてこのクラスに入った 放課後、家 ガチャ 進也「ハァ・・・疲れた・・・」 ?「こんにちは、シン君」 進也「うわ‼俺の家で何してんの‼?」 ?「ここシェアハウスだぜ?俺は今日からここに入居した者だ」 進也「あ・・・そうなんだ・・・よろしくお願いします」 ?「かしこまらなくていいぞ、家だからな」 進也「あ・・・うん、スーツにハットだから・・・何の仕事してるの?」 ?「俺はブラッドという会社からここに派遣されて来た」 進也「へぇ・・・名前は?」 ?「レインだ、ブルー・レイン」 進也「ここに派遣されるって・・・どういう事?」 レイン「俺の仕事はお前をブラッドのボスにする事だ」 進也「・・・は?」 レイン「お前そもそも何で1人暮らししてるんだ?」 進也「え・・・ああ、親が大金を残して家を出ちゃって・・・」 レイン「お前の祖父は先々代のブラッドボスだ、彼は半年前に戦死した」 進也「で・・・その後のボスは俺の親父?」 レイン「いや、お前の親父もその戦争で死んでる、イランとカザフスタンの戦争だ」 進也「・・・って俺嫌だからね‼」 レイン「・・・長男は親やその親の仕事を引き継ぐのがジャパン魂だと聞いていたから説得は容易だと思ってたが・・・軽率だった」 進也「とにかく俺はならないからな‼よく覚えとけよ‼‼」 ボコッ レイン「タメ口で良いとは言ったが一応年上だ、「覚えとけよ」とか口の聞き方には充分気を付けろよ」 進也「痛ってー‼」 翌朝 先生「おはよう、連絡事項がある」 生徒「あ?何?」 先生「明日は市の展示場の見学に行く、朝現地で集合だ」 進也「え・・・」 ガラガラ ?「ちーっす‼‼おはようみんな‼‼」 先生「若月‼‼‼遅い」 若月刃(わかつきじん) このクラスで一番人望のある明るいやつ 帰宅部だけど個人で剣道の大会に出場し、全国4位になったスターでもある 先生「その傷どうした?殴られた跡みたいだが・・・」 不良「何?・・・誰にやられた‼‼‼?」 刃「何でもねえって♪・・・ちょっと転んじゃっただけだよ」 プルルルルルルルル 先生「もしもし?・・・ええ・・・はい、分かりました」 進也「・・・?」 先生「C組の剣道部員が自供した、若月を昨日集団リンチしたと」 不良「ち・・・この借りはきっちりと」 刃「いいって・・・俺はこの通りピンピンしてるからさ」 不良「お前が良くても俺の気が収まらねえ‼‼このままFが舐められてていいのか‼?」 刃「別にいーじゃん、このクラスだけ授業料格安だし授業サボっても遅刻扱いになるだけで済むんだし」 先生「なぜC組の連中を庇ったんだ?」 刃「だって同じ学年で剣道してる戦友だからな、俺はダチは売らねえよ」 放課後、剣道場 進也「刃‼」 刃「ん・・・シンか・・・どした?」 進也「色々やられたのに・・・何で剣道場にいるの?」 刃「二週間前に全国4位になってから顧問が部費無しでここ使っていいって言うから使ってんだよ」 進也「そうじゃなくて・・・C組の人達も使うだろうし・・・」 刃「あいつらは退部になっちゃったみたいだから来ねえよ」 レイン「シン、帰りが遅いから迎えに来てやったぞ」 進也「ちょっと‼‼‼‼」 刃「・・・かっけーーー‼‼‼スーツにハット‼‼‼?すげぇ、スパイみてぇじゃん‼‼‼‼‼‼」 レイン「ん・・・ありがとよ」 進也「学校には来ないでよ‼‼‼」 レイン「俺はお前の教育係だ」 刃「教育係?」 レイン「お前が剣道部員の若月刃か、うちのシンが世話になってるな」 刃「いや・・・まあ」 進也「学校は巻き込まないでよ‼‼‼あの件ならちゃんと断ったでしょ‼‼‼‼‼」 レイン「断る?そりゃ無理だ、お前の父や祖父の偉業を無駄にする気か?」 進也「関係無いじゃん‼‼‼大体先代のボスはまだ元気なんでしょ‼‼‼?」 レイン「あぁ、だが新しいボスが誕生したのと同時に次のボスを探すのが習わしだ」 刃「訳分かんないけど・・・とりあえず練習してもいいか?」 レイン「そうだったな、悪かった・・・そういやお前何であのクラスに?」 進也「ダメだって‼‼‼それは聞いちゃ・・・」 レイン「お前だけは何でこの学校に・・・いや、このクラスに来てるのか分からん・・・聞いちゃまずいか?」 刃「まあ聞かないでくれ・・・」 レイン「じゃあ最後に・・・お前うちで働かないか?こっちよりの才能がありそうでな」 進也(こっちって・・・スパイ側って事?) レイン(そうだ) 刃「悪い、俺余裕ねえんだわ、他当たってくれ」
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